2010年2月17日水曜日

最後の評議員会

JASRACの評議員会が45年間の幕を閉じた。
法律が変わって
法人として現行法に制度を合わせるためだ。
気がつけば
小林亜星さんの応援のために評議員になって
10年も経っていた。
JASRACは少しは正気を取り戻せたのではないかと思う。

しかし
若い人にもっと会員になってもらわなくては、
音楽出版社中心になってしまい、
JASRACは作曲家や作詞家の団体ではなくなってしまう。
たまに
入会している作曲家が、
異議があっても、JASRAC本体に文句をいわず
他所で愚痴を言っている時には腹立たしく思う。
規模がでかいので遠く感じるのもわかるが
会員資格をもっているなら、少しでも変えられるはず。

自分が変えれるものを変えようとしない者は
何も変えれない。

驚くのは、
会員でもないのに会員だと思い込んでいる作曲家。
これは割といる。
なのにJASRACを辞めたと豪語していたりすると目が点になる。

信託組織は、会計の透明性が問われる。
徴収分配がいかにクリアかだ。

とりあえず一区切り。

2010年2月3日水曜日

音を生き返らせる仕事

マスタリングエンジニアは、マジックを持っている。
この日は「ヒカシュー1978」という
デビュー前夜のデモテープをもとにつくったアルバムのリマスタリング。
実は、この作品同じサイデラマスタリングで1996年にマスタリングした。
しかし14年後のマスタリングは、もっと音を生々しくした。
進歩、技術、耳
いろんなレベルでの違いが面白い。
DSD5.6MHzリマスタリング 聴いてみてください。